旅のつれづれ

国内外の旅の記録

鉄輪温泉 地獄めぐり その2

さて、地獄めぐりは続きます。徒歩で十分行ける地獄めぐりです。


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白池地獄、鬼山地獄のあとは、「かまど地獄」へ。
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かまど地獄には、色んな種類の地獄が噴出していました。

 

たとえば、泥。
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ぽこぽこ湧いてて、面白い。

 

きれいな青白い地獄もあったり、
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赤いのもあったり。

 

足湯や、飲泉もありましたので、楽しめると思います。

 

 

かまど地獄にも青い地獄がありましたが、その近くにも「海地獄」があります。

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とても綺麗な色ですよね。でも98度もあるようなので、触れない…。

 

海地獄では、常に間欠泉が出ていて、

「ゴーーーー」と熱湯が噴出しまくっていました。

綺麗な色に似合わないほどの激しい噴出しようだったので、ギャップがすごい。
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ここまで見てきた地獄を思い返しても、

様々な噴出ぶりに、地下のマグマなどを想像し、地球は生きているんだな、と感じました。
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海地獄には入口付近に足湯がありました。

またお土産屋さんや、売店も綺麗でした。

 

 

さて、5つ目の地獄は「鬼坊主地獄」です。私はここが一番好きになったかも。
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灰色の熱い泥が、大小に丸く沸騰するのが、見ていてまったく飽きませんでした。
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ボコッ、ボコッ、と可愛らしく湧いています。
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こうした円も模様のように見えるけど、自然のものなんですよね。

自然ってすごい。

 

ポコッと湧き出す灰泥の形が丸く、坊主頭に似ているということから鬼坊主だそうです。

 

鉄輪温泉 地獄めぐり その1

鉄輪温泉といえば、地獄めぐり。

 

www.beppu-jigoku.com

 

地獄とは、100度以上の噴気・熱泥・熱湯が地上に凄まじい勢いで噴出し、人々が近寄ることが出来ない土地であったことに由来するようです。

当然ながら、昔は人も住めず畑もできずの不毛、かつ忌み嫌われた地だったようですが、昭和に入り、これらの地獄を周遊するバスを走らせて「観光」として確立させたことから、別府温泉の隆盛に繋がったようです。

 

何事も「逆転の発想」なんですね。

 

地獄は合計7つあり、うち5つはまとまったところにあるので、鉄輪中心部から歩いて周れます。

残り2つは、路線バスで5分ほど行った先に隣接してました。

なので、周ること自体は苦ではないです。そのためか、観光客は当然ながらまあまあいます。

私が周ったときは韓国からの観光客がバスで大勢来ていました。大分県は中国より韓国の人に人気のようです。


まずは、町に近い「白池地獄」に足を運びました。
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各地獄を見学するには、各数百円かかるので、まとめてチケットを購入。

パンフとともに観覧券をもらいます。

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その後見えてきたのは、まさに「白い池」。目の前の煙は湯気です。
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湯気は、ボコボコと音を立てて湧いています。触ってみたいけど、白いお湯も熱いんだろうな・・・。
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ここはこの地獄の他、ピラニアなども展示されていました。

 

 

続いて、白池地獄から歩いてすぐの「鬼山地獄」へ。

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こちらは、すごい音で、地下から熱湯が噴出しているのがわかりました。

ボコボコではなく、「ゴーーー」という、まさに地下から ”湧いている”と感じる音がしています。
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鬼山地獄には、ワニが生息しています。この蒸気の熱を使って、ワニの飼育をしているとのこと。
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こんなに多いとびっくり・・・。

 

動かないので、飼育員さんに聞いてみたら、「背中を太陽に当てて日向ぼっこしている」とのことでした。
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地下のマグマを感じる音を再び感じつつ、次の地獄へ進みます。
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温泉地ということは、当然ながら火山地域でもあるわけで、

なぜこのあたりがそういう温泉地になったのかは、過去のブラタモリにとてもわかりやすく解説してありました^^

www.nhk.or.jp

 

 

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鉄輪温泉 かんなわ荘

さて、少し前に書いた湯布院のあとは、鉄輪温泉に行ってきました。

 

travelturedure.hatenablog.com

 

湯布院と鉄輪温泉の間はバスが走っています。

www.kamenoibus.com

 

なぜ鉄輪に?

 

それは、以前NHKのノンフィクション番組「72時間」で、別府温泉での72時間が放映されていた回があり、それがとても印象的だったので、「行ってみたい!」と思っていたのです。

厳密には鉄輪ではないのですが、温泉を中心とした地元の人のディープな生活ぶりが印象に残ってて、

本当にこんなのあるのかなと思ったのがきっかけです。

hh.pid.nhk.or.jp

 

www4.nhk.or.jp

その後、ブラタモリでも鉄輪温泉を中心に別府界隈が紹介され、ますます興味が湧いていたのでした。

www.nhk.or.jp

 

 

さて、夕方くらいに到着すると、街並みはこんな感じで。道路から湯気が出ています。

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鉄輪温泉でお世話になった宿は、民宿「かんなわ荘」


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www.jalan.net

口コミの高さで決めました!あと民宿に泊まりたかった。

 

部屋の様子。十分な広さです。
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Wi-Fiもあり、源泉の温泉も入れます。
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まず、到着してからの~夕食! 民宿の良さはこの食事ですね。
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翌日の朝食。
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かんなわ荘には2泊しましたが、夕食も朝食も毎日変わりました。

 

おかみさんと娘さんが主に切り盛りしていますが、とても話しやすく、そして鉄輪の良い巡り方などを教えてくれます。

共通項も見つかりちょっと話が盛り上がったりもしました。

 

そして当然ながらお風呂は最高でした(^_-)-☆

 

とても良い宿でしたので、また行きたい宿の1つになりました。

 

宿泊した翌日からは、王道の地獄めぐりをやってきました。

 

相模湖 ハイキング 嵐山と民宿やまみち

岩殿山登山をしてヘトヘトになり(笑)

travelturedure.hatenablog.com

その日は「やまみち」という民宿に泊まりました。 

美しい山々に囲まれた宿 民宿やまみち

 

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大月駅から中央本線で東京方面に15分ほどの梁川駅が最寄です。

駅から宿に電話すると、車で迎えに来てくれます。徒歩だと20分くらいだそうです。

 

山に囲まれたのどかな場所です。

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部屋はこんな感じ。畳に布団はいいですね!

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夕飯。美味しかったですし、何より色々な料理が楽しめて贅沢でした。

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また、この宿のおすすめはお風呂です!

温泉ではないですが、良いお湯加減とジェット風呂で、登山の疲れも癒されます。

 

民宿で一泊をした翌日は相模湖にある嵐山という山に行きました。

 

まずは相模湖駅まで行きます。 梁川駅からは東京方面へ10分ほど。

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駅には更衣室や洗い場がありました。

珍しいですね。山登りの人向けなのかな?

 

相模湖駅から嵐山の入口へは20分ほど。

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相模湖大橋を渡って左側へ歩いていくと入口に着きます。

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上りは結構整備されていて、ひたすら登っていきます。

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入口から30分ほどで山頂に着きました。

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御座をしけば食事もできそうです。

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相模湖が見渡せるビュー。

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下山です。あまり整備されてない道を下っていきます。

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基本は下りですが、上りもあったり、途中竹林があったり。

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木で作られた橋を渡ったりと、バラエティに富んだコースです。

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山頂から1時間ほどで一般道に出ました。

上りは30分ほどで着きましたので、長く感じました。。

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近くのバス停からバスで相模湖駅まで戻りました。

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結構頻繁に来るようです。(2018年3月現在)

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ここから石老山という有名な山に登山もできます。

機会があれば登ってみたいです!

 

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大月 岩殿山 富士山見ながら登山☆

九州シリーズは一時お休み。

山梨県の大月の岩殿山に行ってきました。

新宿から大月へは特急で1時間、普通で1時間半ほどです。

 

この日は行楽シーズンの休日に運転する「ホリデー快速ビューやまなし」号に乗っていきました。

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大月駅

 

この列車は普通乗車券で乗れますが、指定席車両があって指定券(520円)を買うと確実に座っていけます。

ホリデー快速「ビューやまなし号」運転日・時刻表・料金が知りたい!【街並画像.com】

 

駅を出て向かって左側に歩き、岩殿山公園へ向かいます。

途中看板があるので迷わず行けます。

また、行く途中にコンビニやイオンがあり、ここで水・食料を調達できます。

 

山の入口です。ここまでで駅から20分くらいです。

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階段を上っていくと、ふれあい館があります。

台風の影響で送水施設が壊れていて、トイレが使えないとのことでした。

(2018年3月現在)

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入口から40分ほどで頂上に着きました。

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頂上から見える富士山。絶景です☆

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山頂は広々としていてここで、イオンで買ったお弁当を食べました。

富士山を見ながら食事は贅沢です。

 

ここから稚児落しという絶壁にむかいます。

少し下山すると標識があり、向かって右側に進みます。

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岩殿山入口から山頂までは整備された道だったのですが、

稚児落しまでの道はこんな感じの歩きづらい道です。

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そして何といっても鎖場といって、ロープや鎖で登るところがあるのが特徴的なコースです。(林間コースで迂回もできます)

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なかなかのスリルでした。

こういうのは経験したことなかったんで、結構苦労しました。。

 

鎖場ゾーンが終わっても登ったり下りたりが続きます。 

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稚児落としに着きました! 岩殿山山頂から1時間半ほどかかりました。

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稚児落しからの景色。

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ここで食事するのもいいかもしれませんね。

(高所恐怖症の方には勧めませんが。。)

 

下山です。

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稚児落しから30分ほどで出口に着きました。

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川沿いを歩いて45分ほどで大月駅に到着しました。

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駅からの往復含め、食事時間を入れないと全体で4時間ほどです。

富士山の絶景を見ながら、スリリングな登山が出来るので、日帰りに登山にもおススメです。 

 

 

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湯布院 原っぱカフェ

美術館巡りをしたのちに、メインストリートまで歩き、

前日にカフェで「面白いカフェだよ~」と教えていただいた

ところに行ってみました。

 

www.jalan.net

 

NPO法人がしているカフェぽいです。

支払いするお金は、自分の裁量に任されており、NPOや、このカフェの維持費になるのだと思います。


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バイキング形式
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ご飯や汁物の種類も豊富でした!
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第一膳目。チャプチェが嬉しかった!! 意外とチャプチェって食べる機会多くないですよね。
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平日だったこともあり、何度かお替りしつつ、のんびり食べられました。たくさん歩いた後だったので、ありがたかったです。

 

料理を作ってくれている方たちがいる厨房も近いのですが、老若男女、外国人の方もいて、とても多様性に富んだメンバーのようでした。楽しそう。

 

のんびりと美味しい手作りのものをいただけたので、私は1000円お支払いして、ご馳走様をしてきました。

 

美術館、アットホームなユースホステル、原っぱカフェ、と湯布院の面白さに触れられた旅でした。

 

 

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湯布院 美術館めぐり アルテジオやわたくし美術館

ユースホステルをあとにして、徒歩で湯布院の鳥越エリアに向かいました。

 
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鳥越エリアとは、美術館やカフェが自然に溶け込んで点在しているエリアのようです。

 

ゆっくり美術館などを見ようかなと思い立ち寄りました。


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最初に尋ねたのは、美術館アルテジオ
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www.artegio.com

 

「音楽にまつわるアートを集めた施設」とのことで。

音楽とのコラボって面白いなと思って伺ってみました。

 

楽譜をモチーフにしたアート
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武満徹さんのごあいさつ
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この奥や2階には、ライブラリーがあり、自由にとって読めるようになっていました。

 

企画展がされていたので、それらを眺めつつ、関連図書を読んでいました。

とても贅沢な空間でした。

 

このアルテジオ含め、このあたりは、湯布院創立者の藤林さんという方が作り上げた山荘無量塔(さんそうむらた)が展開する美術館、カフェ、Bar、宿泊施設などが点在しています。

gurutabi.gnavi.co.jp

いろいろのんびり見つつ、Tan's Barに来てみました。

そこで驚いたのは、このスピーカー!

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なんと、劇場用のスピーカーが暖炉の上にあるのです。

 

アメリカの劇場で不要になったものを持ってきたものだとか。

 

クラッシックが流れていましたが、思わずこのスピーカーの前に座り、音を味わいました・・・!

 

贅沢すぎる・・・。

 

 

音楽を堪能したあと、さらに山荘無量塔の関連施設などをゆっくり歩いて周りましたが、いろいろと贅沢すぎる空間でした。

 

写真を撮るのを忘れていたのですが、アルテジオの隣にある「わたくし美術館」にも立ち寄りました。

この美術館では、万華鏡 を見るのがおすすめです!

 

宝石を使った万華鏡をはじめ、オーナーから万華鏡のしくみや作り方を教えてもらえたりします。

 

こちらに詳細がありました。

www.jal.co.jp

 

わたくし美術館でも楽しい時間が過ごせました。

 

鳥越エリアを満喫して、徒歩で、湯布院のメインストリートに向かいます。


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今回は立ち寄れませんでしたが、鳥越エリアの「菊すけ」というお店は、カレーうどんが名物(絶品)のようです。

www.tabirai.net

地元の方からは、カレーうどんと「あんかけごぼ天うどん」も捨てがたい、とのアドバイスもいただきました。

行かれる方はぜひ立ち寄ってみて欲しいです^^。のれん看板が出ていましたのですぐに分かると思います。

 

 

初日にメインストリートを金鱗湖まで歩いたときは、「まだ湯布院の良さがわからない」なんて思っていましたが、この鳥越エリアを満喫して、ようやく湯布院を味わえた気がしました。

 

アートに囲まれて過ごすゆっくりした時間、が鳥越エリアにはありました。

 

贅沢な余暇、が味わえるのが湯布院の良さだと思いました。

 

この後、面白いカフェに行きました。

 

 

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