沖縄 首里城と玉陵
首里城へのアクセスはこちら。
今回は「ゆいれーる」というモノレールで行きました。
首里駅を下車して、徒歩15分ほどでお城が見えてきます。
遠くから見ると、中国のおしろのような佇まいです。
4度焼失にあっていて、4度目が沖縄戦によるものです。
今残ってるのはほとんどが復元です。
首里城以外、那覇近辺の多くの観光地は沖縄戦によって失われています。
こちらは復元ではない石垣です。
雑然と石が重なってる感じ、コケもあって、復元でないことが分かると思います。
首里城は上の方までは無料で登れます。
那覇市内が見渡せます。
首里城の正殿からは有料です。ほとんど博物館です。
王様の住まいや政治を行った場所、中国や日本への献上物、
日中使者をおもてなししたところが展示されています。
お城で働いていた人たちは、2時か3時には仕事を終えてたらしい…。働きやすい環境ぽいですね!w
首里城行った後は、玉陵(たまうどぅん)に行きました。
首里城から徒歩10分ほど。
玉陵は歴代琉球王朝のお墓です。
ここも沖縄戦の影響は受けていますが、世界遺産に登録されています。
玉陵にはチケット売り場の建物の下の階に展示室があり、
まずその展示室を見ることをおすすめします。
こちらが玉陵。
玉陵は東室、中室、西室の3部屋に分かれています。
中室は洗骨前の遺骸を安置する部屋。
東室は洗骨後の王と王妃、西室には、その家族が葬られています。
王様は自分の凄さをアピールするために自分一人立派なお墓を立てるような印象がありますが、琉球の王様は皆が入れるお墓をあらかじめ作っておいたんですね。
なお、中室にも1体が遺骸が安置されています。
木田大時(むくたうふとぅち)といって、琉球王朝に忠義をつくしたのですが、
冤罪で殺されてしまらしく、後日その過ちを認め、中室に葬られることになったそうです。
首里城は人が多かったですが、ここは人が全くいませんでした。
でも、行く価値ありのスポットです。