戸塚宿 東海道五十三次 その5
五十三次をめぐる旅。続いては戸塚宿です。
最寄駅
こちらが戸塚駅。
駅舎自体は大きくはありませんが、周りには多くのビルやショッピング施設が並びます。
かつて旧東海道はJR線を踏切で横断していましたが、平成27年に高架となり封鎖されました。
高架下にはかつての踏切の様子が展示されていました。
本陣・脇本陣
戸塚宿の本陣(=偉い方のための宿泊施設)は2つ。脇本陣は3つ。
いずれも国道1号線沿いにあります。
まずは内田本陣。戸塚駅西口から国道1号線に出てすぐのところに解説がありました。
現在は銀行(新店舗建設中)でした。
内田本陣から見た戸塚駅西口付近の様子。
内田本陣から藤沢方面に少し歩くと脇本陣です。このあたりに3軒並んでたそうです。
現在は駐車場になってました。
さらに少し歩くと沢邊本陣があります。
なお、現在も沢邊家として居住されているそうです。
沢邊本陣の対面には日本料理屋さんがありました。
HPには「東海道五十三次をコンセプト」とあり、のんびりできそうで料理も美味しそう☆
次回は是非立ち寄りたいお店です。
広重画
戸塚駅から横浜方面へ歩いて10分くらいの吉田大橋付近になります。
本陣とは逆方向で戸塚宿の入り口あたるところです。
私が撮ってみた広重画の写真。
茶屋とかはありませんが、橋は残っていて面影を感じることができました。
橋には広重の絵が飾ってあります。
そして面白かったのがこのマンホール。
お正月は駅伝で盛り上がるんですね☆
周辺の見どころ・現在の様子など
本陣から藤沢方面に歩くと戸塚宿の鎮守である八坂神社があります。
さらに藤沢方面に歩くと平安時代の末期を由緒とした富塚八幡宮があります。
この富塚という地名が戸塚の地名由来になっているそうです。
また松尾芭蕉の句碑がありました。
江戸時代、鎌倉で水揚げされた初鰹は戸塚を経由して江戸に運ばれたそうです。
そのゆかりで芭蕉の句を戸塚の俳人たちが記念碑として建てたそうです。
周辺の宿泊施設
横浜にも鎌倉にもアクセスが良くて観光の拠点とするには便利かもしれませんね☆