旅のつれづれ

国内外の旅の記録

中山道 妻籠宿 桃介橋

 馬籠宿から馬籠峠を経て妻籠宿にやってきました。

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入ってきてまず目に留まったのが、ヒノキ傘をうっているこのお店。

 

このようにおばあちゃんが傘作りを実演しながら販売しています。

「農業するならこの傘が軽くてお勧めだよ~」

「いや~デスクワークなんですよ・・」

「ならこのストラップがかわいいよ~」

なんて会話をしていて、楽しいやり取りが続いたので結局ストラップを買ってしまいました(笑)

 

ひのき傘屋からちょっと歩くと、このあたりからとても趣のある風情になります。

 

江戸時代にタイムスリップしたような風情。

 

歩いているだけでも癒される気分になります。

 

 

一方でお洒落なカフェがあったり。

 

食べ歩きや、食事処もありました。

 

五平餅か悩んだのですが、結局ソフトクリームを買いました。

 

中心部には脇本陣奥谷という脇本陣跡があります。

本陣とは偉い方が宿泊するための施設で、本陣だけに宿泊できないときの予備の宿舎が脇本陣です。

南木曾博物館と併設されていて料金は600円ですが、とても良かったのでお勧めです。

 

脇本陣奥谷に入ると、案内の方がついてくれて建物の説明を一通り受けることができます。外国人の方に人気があるようで、英語での説明も可能のようです。

 

説明では建物内の設備の説明はもちろんのこと、使っていた当時の人々の生活も知ることができます。ただ見て終わってしまう施設が多い中で、こういった説明はとてもありがたいです。

 

一番驚いたのはこちらの囲炉裏。

 

写真で見ても分かると思いますが、なんと実際に火をつけてくれます。

このように煙をたくことで、建物の保存をしているだとか。

 

お部屋の様子はこちら。暑い日に行ったのがですが、建物内は涼しかったです。

 

お庭も手入れされていて素敵でした。

 

 

見所のもう一つは、明治天皇が東京に行くときに宿泊するかもしれないと準備していた部屋です。

 

天皇陛下用に作られたテーブル。怪我しないように釘を使っていないそうです。

 

こちらはお風呂。

 

こちらはトイレ。なんと畳の上に!

 

お話を聞いて、聞いた後もじっくりと見学してあっという間に時間が過ぎました。

 

こちらは併設している博物館の様子です。

 

時間がなくてじっくり見れませんでしたが、なかなかのボリュームです。

 

妻籠宿を堪能した後は、南木曽駅に向かいました。

前の記事で紹介した馬籠から出ているバスで馬籠線と、もう一つの路線である保神線で南木曽駅に行くことができます。 

南木曾町新交通システム 馬籠線 保神線

http://www.town.nagiso.nagano.jp/data/open/cnt/3/3851/1/basu2019.pdf

 

妻籠から10分ほどで南木曽駅に到着です。

 

南木曽駅からは名古屋にも出れるのですが、帰りは長野方面に向かい、塩尻で乗り換えて特急あずさで新宿に戻りました。

 

ここからは番外編。

南木曽駅近くの木曽川を散策したところ、奥の方に気になる橋が見えたので行ってみました。

 

こちらの橋です。

 

渡れるのかな?と思ったら渡れました。

 

後でネットで調べたところ桃介橋という大正時代に建てられた古い橋だそうです。

www.town.nagiso.nagano.jp

 

桃介橋から見た木曽川

 

駅から近くて、待ち時間に余裕があるときは散策におすすめです☆

 

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