旅のつれづれ

国内外の旅の記録

宗像大社 中津宮

大島に泊まり、翌日は昼過ぎまで大島散策をしました。

 

今回の旅は、宗像大社を廻る旅です。

 

宗像大社は、福岡県宗像市の本土にある辺津宮と、

少し離れた島「大島」にある中津宮、女人禁制の「沖ノ島」にある沖津宮の3つで成り立つ神社です。

www.okinoshima-heritage.jp

 

辺津宮の様子はこちら。

travelturedure.hatenablog.com

 

この日は、レンタサイクル(1日500円/電動です)をして大島を周ることに。

 

まずは今回のメイン、中津宮に最初に行きました!

中津宮正面。
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中津宮は、フェリーターミナルからすぐ近く、歩いてでも行けます。 

 


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拝殿の様子。

朝一番だからか、誰もいなく、とってもよい雰囲気でした。

 

砂利もきれいに整備されていました。
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本土の宗像大社辺津宮)は、人も多いし、社殿なども立派なのに比べて、

中津宮は、とてもシンプル。

近所の神社、に近いです。

もちろん大島の方たちにとってはそうなのでしょうが…、

なんかこちらのほうが、神様に近い気がしました。

 

しばらくのんびりと社殿の周りを歩いたり、座ったりして気を吸収してみます。

 

その後、お守りなどを購入しつつ、

その横から、「天ノ真名井」に向かう道があるのでそちらに行きました。

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境内の奥から湧き出るこの水は、御神水にもなっているほか、

この中津宮には、摂社に、織姫を祀る神社「織姫神社」(入口付近にありました)と、

牽牛を祀る神社「牽牛神社」(神社の隣にありました)が祀られており、その間にこの湧き水が流れて「天の川」を作っています。

 

中津宮は、七夕伝説発祥の地ともいわれていて、毎年旧暦の7月7日には、盛大な七夕祭が行われるようです。

 

天ノ真名井の話はこんなのも↓

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記紀神話に、アマテラスがスサノヲの剣を三つに折り、「天真名井」ですすぎ、噛み砕いて口から吹き出すと、その息吹の霧の中から宗像三女神が生まれたとあり、これに因んで名付けられました。「延命招福の霊泉」といわれ、冷たい水が一年中湧き出ています。この御神水で習字をすると書が上手くなるとの言い伝えから、毎年揮毫(きごう)会が開催されています。

引用先:

世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群 | 訪れる | 宗像大社中津宮

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天照大神が剣を洗った場所だと思うと、とてもロマンがあります。

 

天ノ真名井
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一口だけ飲みました。

 

 

中津宮は、この境内だけでなく、境内の裏の山(御嶽山)も含めて中津宮となります。

昔はこの山の山頂で祭祀が行われており、現在そこには御嶽神社があります。

そこに続く参道も含めて中津宮とのこと。

 

では、そこまで行かねば!ということで、200Mほどの登山開始です。

 
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登山道はこんな感じ。めちゃめちゃきつい・・・。
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最初の100mほどは、かなりの上り坂が続き、だいぶきつかったです…。

 

ぜいぜい言いながら、20分ほど登ると、頂上!
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海が見える!ああ、きつかった・・・。

 

御嶽神社。1500年代に現在の中津宮の境内が出来上がるまでは、ここで祭祀をしていました。

貴重な場所ですね。
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参拝し、なんだかすっきり!

 

少し休んでから下山し、このあとさらに大島を周ります。