品川宿 東海道五十三次 その1
※過去の旅で更新します。早くまた旅できるようになりたいですね。今後の参考に!
前に、馬籠宿や妻籠宿に行ったことをきっかけに宿場町について興味が湧いてきました。
そこで東海道五十三次の各宿場町をまわってみて、現在どんな感じになってるのかを見に行くことにしました。どのあたりに位置しているのか(最寄駅)、本陣・脇本陣の現在の様子、周辺の様子などをお届けしたいと思います。53もあるので中々大変そうですが、時間を見つけて訪ねていきたいと思います^ ^
最寄駅
JR品川駅と思いきや、京急の新馬場駅が最寄駅となっています。
新馬場駅はもともと北馬場駅と南馬場駅の2つの駅に分かれていたそうですが、統合されて現在の新馬場駅になったそうです。
上の写真は北馬場駅の北口で旧北馬場駅、下の写真は南口で旧南馬場駅です。
こちらが新馬場駅(北口)前の様子です。品川区の公共施設が多い場所となっています。
本陣・脇本陣
本陣(=偉い方のための宿泊施設)は新馬場駅から徒歩10分弱程度のところにあります。
現在は聖蹟公園という公園となっています。
明治天皇が上京した時の仮の御所としていたのが由来だそうです。
脇本陣(=本陣の予備)は本陣から目黒川を渡ったところにありました。
現在は信用金庫になっています。残念ながら記念碑的なものはありませんでした。
広重画
左に品川沖、右に御殿山に囲まれた品川宿の様子が描かれています。
場所的には北品川駅と品川駅の間にある八ツ山橋付近かなあと思い、私も写真を撮ってみましたが、、
右の高い建物があるのが現在の御殿山付近ですが、絵とはだいぶ違いますし、海も全く見えず、広重画が描かれた当時と現在とではだいぶ違う景色になってしまったように見えます。
海が見えなかったので、別の場所ですが北品川駅付近にある運河の様子を撮影しました。
昔は漁船中心でしたが、現在は屋形船中心になっていました。
周辺の見どころ・現在の様子など
現在の東海道の様子。雰囲気の良い街並みでした。
本陣近くに品川交流館という無料の休憩スポットがあります。
品川宿の紹介やパンフレットが置いてあり、ここで品川宿周辺の情報収集はバッチリです☆
昔ながらの駄菓子屋さんが併設されていて子供達が買い物にきてました。
駄菓子屋のおばさんが気さくな方で子供だけでなく私にも声をかけていただきました。
私も昔の品川の様子を伺うことができて楽しく会話できました☆
桜のスポットで有名な目黒川です。
品川宿は他の宿場町との交流の証として松が植えられている箇所がいくつかありました。
こちらは浜松宿から送られた松だそうです。
周辺の宿泊施設
また本陣からは少し離れますが、北品川駅近くにゲストハウスがありました。
普段ビジネス街の品川も、宿場として見てみると風情ある街に見えてくるのは面白いですね。
三島 柿田川湧水公園
三嶋大社を参拝がてら、立ち寄って欲しいのが柿田川湧水公園です。
富士山の雪解け水や雨水が富士山噴火で流出した溶岩を通り、とても綺麗で豊富な水が湧き出ているスポットです。
場所は三島駅からバスで15分ほど。"サントムーン柿田川"のバス停近くです。
サントムーンとは三島の大型ショッピングセンターで、多くの方がこのバス停で降りてました。
散歩にちょうど良い感じ。30~45分で周れます。
きれいな水面が続きます。癒やされる〜
散歩コース
第2展望台から見える、湧き水の様子。
とてもきれい!!!
じっと見ていると、ポコポコと下から湧き出ているのが分かります。富士山の雪解け水がここまで来るのですね。
近くにも2つの湧き水どころが。
のんびり散歩にはちょうど良い場所でした。
守山 ランチ 梅の木
滋賀を訪れた際、近江八幡近くの守山というところに一泊したのですが、その守山で食べたランチが美味しかったのでご紹介です。
梅の木というお店。駅からは徒歩10分くらいです。
メニューはこちら。
お昼は昼セット、夜は夜セットといった感じでお店に入ると注文を取ることもなく準備をしてくれます。
私達はランチで行きましたので昼セットです。
料理は全てマクロビメニュー。
マクロビとはマクロバイオティックの略で、長く思い切り生きるための方法という意味らしく、玄米を主食とした野菜中心の食事とのことです。
お店にはマクロビの説明や本も置いてあります。
そして出てきたのがこちら。
全体的に見た目が茶色!! でも健康に良さそう!
食べてみると1つ1つ丁寧に調理されているのも分かり、とても美味しくいただきました☆
近所にあれば通うな、というお店でした!
近江八幡 八幡山城跡
魅力的な城下町が作られたきっかけとなった八幡山城にも行ってみました。
豊臣秀吉の甥である豊臣秀次が居城され、近江八幡の繁栄のきっかけにもなったお城です。
山自体は標高300mにも行かないような山なので歩いても行けるのですが、今回はロープウェイで行きました。(往復890円)
距離はそんなに長くなく5分程度で着きます。
ロープウェイの駅を降りると、紅葉が色づいていて綺麗でした☆
お城自体は残っていませんが、石垣が当時のままに残っています。
山頂に向けて登っていくと、、
琵琶湖が見えました☆
滋賀県へ遊びに来た目的の一つは琵琶湖を見たいということでしたので、山の上から琵琶湖が見えて満足です☆
反対側からは安土城も見渡せます。
八幡山は恋人の聖地としても売り出しているようで、このような恋人同士が盛り上がれるスポットもありました。夜になると光るのかなあ。
近江八幡は半日程度観光してました。
行く前は、時間余るかもなあなんて思ってたのですが、実際は1日居てもよかったほど見所や食事処が多い町でした。
たねやが運営する焼き立てバームクーヘンで有名な「ラコリーナ近江八幡」やヴォーリズ建築の洋館街など、まわれなかった所もありますので、また機会があったら立ち寄ってみたいと思います!
近江八幡 グルメ 近江牛など
近江八幡は街歩きの途中のグルメも充実しています。
食事するならやっぱり近江牛でしょう!ということで地元有名店でもある「まるたけ近江西川」さんで牛肉を食べました!
高級牛ということもありコースにするとだいぶよい値段がいってしまうので、お手軽(といっても4000円弱ですが)に食べられる、鉄板焼き御前を頂きました。
妻はすき焼き御前を注文。
近江牛だけあって脂がのりのり。肉は100gでしたが十分に満足できました☆
おやつを食べるなら、近江八幡の有名店である「たねや」さんです。
八幡上の麓には和菓子を味わえる「日牟禮茶屋」と洋菓子を味わえる「クラブハリエ」があり、今回は両方行っちゃいました☆
こちらが「日牟禮茶屋」。
こちらでは「つぶら餅」という小さいお餅をいただきました。
その場で焼いてくれる出来立てのお餅です☆
イートインスペースではお茶も飲めて、寒い日ということもあり、とても休まりました。
クラブハリエでは「こだわりすぎの日牟禮ドーナツ」というのを買って食べたのですが、これがとても美味しかったのでお勧めしておきます☆
何気なく買って食べてしまったので写真を撮るのを忘れたのですが><
あまりに美味しかったのでネットで買おうと思ったら、ここでしか買えないとのことorz
また食べたい!
併設しているカフェで、ゆっくりお茶することもできます。
今回は行きませんでしたが、あのドーナツのクオリティを考えたら、こちらで頂くお菓子も美味しいんでしょうね。
最後にご紹介するのがお漬物の「山上」さん。
こちらも八幡山の麓にあります。
こんな感じで様々なお漬物の試食ができます。
近江八幡は赤こんにゃくが名物とのことでしたので、赤こんにゃくのお漬物を買ってみましたが、こちらもまた美味しかった!
ご飯にはもちろんのこと、こんにゃくに漬けている味噌が万能すぎるくらい何でもあいます☆
今回ご紹介した以外にも、珍しいお麩のお店だったり、近江牛コロッケ、このあたりでは名物の鮒ずし等、様々なグルメに出会うことが出来て食べ歩きには困らない魅力的な街でした☆
近江八幡 アクセス 街歩き
関西方面に仕事で行くついでに、滋賀県に行ってきましたー。
まずは近江八幡です。
近江八幡はもともと豊臣秀吉の甥である豊臣秀次が、八幡山に八幡山城を立てて、八幡山の麓に建設された城下町を起源としています。
京都駅から近江八幡駅へは電車で40分程度。城下町へは近江八幡駅からバスで10~15分ほどで行くことができます。
バスは長命寺線で「大杉町」で下車すると、城下町の中心街に行くことができます。
時刻表のページをリンクしておきます。
この地は商売が盛んで近江商人発祥の地ともいわれています。
城下町付近は古い町並みが保存されており、歩いているだけでも気分転換できます。
そして特徴的なのが八幡堀と言われる水郷です。
八幡城のお堀として作られたものですが、船輸送に便利で近江商人たちに重宝され、町の繁栄に大きな役割を果たしました。
今でも船に乗ることができます。
のんびりとお堀をめぐるのもよいですね!
博物館もめぐりもおすすめです。今回は2か所めぐりました。
まずは旧西川家住宅(近江八幡市立資料館)です。
こちらが入口。
昔ながらのお部屋。
当時の商売道具など。
お店の部分と居住する部分が一緒になっている機能的な住まいですが、このように立派なお庭もありました。
江戸時代に建てられたもので、国の重要文化財にも指定されています。
士農工商という言葉の通り、江戸時代では商人が一番身分が低い地位でしたが、とても身分が低いとは思えないほどの立派な住宅でした。
いかに商売繁盛してたかがわかります。
続いてはかわらミュージアム。瓦をテーマにした珍しい博物館です。
八幡瓦といって瓦造りがとても盛んだったそうです。
鬼瓦といった日本を代表する瓦や、日本各地の瓦が展示されていました。
ミュージアム内は撮影NGでしたので、写真は載せられませんが、ミュージアム自体にも可愛らしい?瓦がありました。
次回はグルメについて書きます☆